てんてん
てんてんとは、舞妓さん用語で「てぬぐい」のことだそうです。
京町屋を使ったてぬぐい屋さんがあると知り、「これは行かねば。」と探しに行きました。
道に迷いながら見つけたお店は、てぬぐい屋ではなくカフェになっていた・ ・・・。という
嬉しいハプニングもありつつ、カフェの店員さんに教えていただき、やっと辿り着きました。
てぬぐいの他も、帽子や子供用じんべえ、きんちゃく、ブックカバーなどがありました。
和の雰囲気たっぷりの小物たちは、全て「元はてぬぐい」で、あったかい感じがしました。
ことばのはおと
道に迷っていたとき、妙に惹かれるカフェを見つけました。
京町屋を利用したカフェで、京都らしいカフェに出会えたことが嬉しかったです。
ギャラリィスペースもあり、京都の若手アーティストの作品が販売されていました。
いろんな情報が集まってそうなカフェでした。
ここで、西岡兄弟の「人喰先生」という絵本を見つけて、ゆっくり読みました。
「まったり」「けだるい」「ゆるい」。
そんな時間がすごせる、最高に居心地のいいカフェでした。
また行くことができるように、自分のガイドブックの地図に、しっかりと印を付けました。
京の朝食
京都の老舗カフェ、イノダコーヒーの本店に行ってきました。
本店だけにあるMorningMenuで、内容はEnglishBreakfastに似ていて、
オレンジジュース・サラダ・ハム・卵・クロワッサン・珈琲で、¥1050です。
久しぶりに京都でいただいたイノダコーヒーの珈琲はビックリするくらい美味しかったです!
深みがあるのです。これ、豆のせいだけじゃないはず。
それから、実は、コーヒーカップの厚さが以前から気に食わなかったのですが、
いやいや・・これによって、時間が経っても珈琲が冷めず、ゆっくりいただけることに気付きました。
おかげさまで、朝から幸せな気分になりました。
るんるん気分で店を出て、スキップしたい気分を抑えながら、
次の京都のカフェを探すべく・・・町屋の並ぶ道を歩き始めたのでした。
大阪ブルーノート
菊地成孔のQuintet Live Dubを観るべく、大阪ブルーノートに行ってきました。
初めてのブルーノート。
私が持っていたカジュアルなイメージとはほど遠く、
大半の女性はクラシックなドレス、又は「ノースリーブ+ファー」といったゴージャスな装いで、
男性といえば、イギリス紳士のような白髪のご老人から、洗練された恰幅のいいオジサマ、
スーツの着こなしがめちゃかっこええお兄様・・・。
といった具合に、明らかに非日常的!!!
田舎娘は、かーなーり緊張したのでした。(でもしっかり人間観察してきました!)
この日は丁度ボジョレーの解禁日だったので、「せっかくなら。」と、いただいておりました。
好きな音楽を聴きながらお酒に酔うことが非常に好きなのです。
ライブは始まった瞬間、皆が一気に引き込まれ、私もステージに釘付けになりました。
魅せ方がすんごいのです、このお方。
私はどんどん気分がよくなり、ワインを御代わりしながらうーっとりしておりました。
JAZZのライブは、御客さんとの「勝負」。
皆お食事しつつ聴いている訳で、本当に「こいつ、すごい!」ってときにだけ歓声や拍手が上がります。
お客さんたちはいかにも「JAZZ知ってまっせ。」という感じの方々だし、(想像ですが。)
中途半端が許されない緊張が張り詰めていて、全ての人が興奮していたと思います。
初めて観たJAZZのライブでは、そんな「勝負!」な雰囲気を感じました。
(↑これは15周年記念のカレンダー。帰りの出口で、お土産にもらいました。)
茶蔵(さくら)
お花の先生宅のお庭にあるカフェ。
田舎をドライブしていた。
安芸市という、高知県東部にある土地だ。
カフェの看板を見つけたので、それが指す方向に向って進んでみることにした。
だんだん周りが狭くなってきて、とうとう車が一台、やっと通れるような道に吸い込まれた。
昔ながらの民家。
この瓦屋根の建物がお庭を中心に何棟かに分かれていた。
私達は、戸を開け放ち、縁側付きの茶室なようなところで、
ちゃぶ台に肘をついてお庭(↑この景色)を見ながら、
何もはなさず、
ぼーっとしながら、珈琲をすすった。
さっきまでこの場所で華道教室が行われていたとのことで、
水滴がついた花びらや葉っぱが散らばっていると同時に、
きちんとおめかししたお花が、各所に生けられていた。
こんな家に住みないなぁ。(秋には鈴虫の声が聞こうじゃないか。)
そしたら私も、絶対にカフェをやります!!
MACOU'S BAGEL CAFE
UOMOが読める、田舎カフェ。
仕事中、「今日は気分転換が必要だなぁ。」と思ったら、このベーグル屋に向う。
都会でいうところの、スタバに行く的感覚だ。
※もちろん、ここ田舎にスターバックスはありません。
このカフェの気に入っているところは、UOMOが置いてあること!
ブランド・スーツをさらりと着こなすオジサマが愛読するであろうこの雑誌、
田舎カフェで置いてあるところはここ以外まずないだろう・・・・と思われる。
いや!「田舎カフェ」と「UOMO」って単語が並ぶこと自体、奇異だ。
・・・私にとっては、ありがたいのだけれど。
こうして、ひとしきりUOMOを読みふけり、ベーグルを食しながら、
「また午後がんばろう!」って思うわけだ。
JOEL
大人な味がうれしい、シフォンケーキ・カフェ。
会社帰り、「今日は呑まずに、カフェでお茶をしよう!」ということになりました。
で、選んだのはこの田舎カフェ、JOELです。(以前ブルータスで紹介されたらしい。)
右はスイートポテト!!金曜日の夜だというのに、
結構沢山の大人カップルや友達同士がケーキを食べに来ていたのは、とても意外なことでした。
7時半がオーダーストップで、8時まで営業。というこのカフェ。
田舎カフェは閉店時間が早いところが多いので、
「ケーキ専門」でこの時間まで開いているのは、カフェっ子にとっては非常にありがたいです。
ところで、東京カフェで好きなシフォンケーキといえば、
私はやっぱり、F.O.B COOP です!
京都カフェ案内
- 11月、京都にカフェ出張(都カフェ出張!)することが決まりました。
いつもは出張先に着いてから地元カフェ本を入手する私ですが。
今回は、なんといっても京都!!!カフェ好き魂にすっかり火が点き、早くも買ってしまいました。
木村 衣有子
この本は、「東京カフェ案内」の姉妹本で、「東京・・」の方は本当に参考になりました。
飯田橋のカナルカフェも、D&DEPARTMENTも、この本がきっかけで通うようになりました。
「京都・・」もいつかは買おうと思っていたので、今回がいいきっかけだったのです。
この本のおもしろいところは、カフェ・オーナーが書いた記事が読めるところ。
どうしてカフェをやろうとしたの?とか、どうしてこんな場所に作ったの?など、
オーナーの初心(?)を知ることができるので、実際行くと「なるほどね。」とよりそのカフェを味わえる。
もう一つあります。
木村さんのカフェのチョイスが、・・いい!
レトロな喫茶店からデザイナーが作った今時カフェまで、偏る訳でもなく、
ありがちなカフェより個性的なカフェ(オーナーのポリシィがハッキリしているカフェ)を載せています。
今回の都カフェ出張でも、この本に載っているカフェに是非立ち寄ろう、と考えています。
今から楽しみです!
偶然にも、既に行った事がある(というより、京都に行けば必ず行く!)カフェが載っていました。
一つはイノダコーヒー、もう一つはル・プチメック。
両カフェ、非常に・・・非常に魅力的なカフェなので、詳細はまた別の記事に書くことにします。
沼田 元気
京都スーベニイル手帖―ぼくの伯父さんの旅のお土産ブック (夏秋編)
↑これは「ついでに。」買った本です。
都への想いがパンパンに膨れ上がっております。